夏油傑の体を乗っ取っている偽夏油についての考察やネタバレを書いていこうと思います。
偽夏油本人が好きな名前で呼ぶといいと言っていたので、僕は偽夏油で固定したいと思います(笑)
渋谷事変が終わり、偽夏油の術式や目的などが徐々に明らかになってきました。
偽夏油の中身(本体)
偽夏油の中身は11巻(第90話)で登場しました。
偽夏油は脳を入れ替えれば肉体を転々とできる術式の持ち主です。
脳を入れ替えても体に刻まれた術式も使うことができ、五条悟の六眼を持ってしても呪力も肉体も夏油傑本人にしか映らないそうです、、、
脳を入れ替えればいいということなので、脳以外はすべて夏油のものということで、肉体が持っている夏油の記憶までもそのままです。
夏油の呪霊操術は取り込めば、特級呪霊をも使うことができるのでかなり強いです。
0巻でも呪霊を一斉に放っていましたが1級以上の呪霊を何体も使うことを考えるとかなりの強敵です、、
さらに、夏油は体術もいける特級術師だったので近接戦でも偽夏油はかなり強いはずです。
本当に厄介な人の体を乗っ取りましたね、、、
平安時代の人物?
脹相が偽夏油をみて「そういうことか、加茂憲倫」というと、偽夏油は「ようやく気付いたようだね」といいました。
加茂憲倫(かも よしのり)は史上最悪の術師と言われた加茂家の人間で100年以上前の人物です。
加茂は呪霊と人間のハーフである呪胎九相図を作り出した人物で脹相を作り出した本人です。
ただ、偽夏油は「加茂憲倫も数ある名の一つにすぎない」といっているので、加茂憲倫というわけでもありあません。
宿儺に向かって「始まるよ 再び 呪術全盛平安の世が」といっていたので、その時代を知るものということなら1000年以上前の人間ということになります。
最新話にて「千年前からコツコツと、、、」というセリフをいっていたので1000年以上前の人間で確定です。
虎杖悠仁を作った人物?
虎杖悠仁が偽夏油によって宿儺の器として作られた可能性が高くなってきました。
偽夏油が虎杖をボコボコにしますが、虎杖は「返せ」とボロボロの状態でも戦おうとします。
その時に偽夏油が「我ながら流石と言うべきか 宿儺の器タフだね」と言っています、、、
これはもう虎杖の出生に偽夏油が関わっているのは確定ではないでしょうか?
そうだとすると虎杖は九相図かなとも思いますが、宿儺の器というだけで九相図かはわかりません。
脹相が兄弟と思い込んでいる当たりから九相図説も濃厚ではありますが、元々特別な血を持っていた虎杖に何かを混ぜたのような場合もあるかもしれないのでそっちに期待したいです。
偽夏油の目的
偽夏油の目的は一体何なんでしょうか?
まず、夏油の体を乗っ取った理由については「呪霊操術とこの状況が欲しくてね」といっていました。
五条悟を封印した時に言っていましたし「君 強すぎるんだよ 私の目的に邪魔なの」ともいっていたので、この状況というのは五条が封印された状況のことで間違いないと思います。
呪霊操術が欲しかった理由は真人を取り込んで術式を抽出するためだったと思われます。
夏油の術式の極ノ番「うずまき」は、準1級以上の呪霊を使うと術式を抽出することができるのです。
真人の術式を抽出したかった理由は無為転変で、偽夏油は無為転変を使い非術師1000人を覚醒させます。
悪意を持った虎杖のようなものらしく、その1000人で殺し合いをさせるらしいです。
何のためにかですが、偽夏油曰く「非術師、術師、呪霊は全て人間の可能性で人間の可能性はこんなものじゃない」らしいです。
偽夏油を超える可能性を持ったものをつくりたいみたいですが目的はまだ謎のままです、、、
まとめ
渋谷事変が終わり、偽夏油は東京を壊滅的状況に追い込みました、、、
そして傷を負うことすらなく、五条を封印した極門彊を持って逃亡、、、
これからは身内同士の争いが増えていきそうで、読むのが辛くなっていきそうです、、、笑
偽夏油の目的は明確ではないですし渋谷事変は彼の目的のための工程の一部でしかない可能性が高いです。
これからも良くないことが起こりそうです、、、